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サイオステクノロジー、サブスクリプションビジネスを支援する基盤「SIOS bilink」のベータ版を提供

 サイオステクノロジー株式会社は20日、サブスクリプションビジネスを支援するプラットフォーム「SIOS bilink(ビリンク)」のベータ版を提供開始すると発表した。

 SIOS bilinkは、サブスクリプションビジネスを支援するプラットフォームサービス。使用量に応じた課金を実現するための「リカーリングルールエンジン」や、「データ/システム連携基盤」、「収益最大化支援」などの提供が予定されており、個々のサブスクリプション事業者の状況に応じて、欲しい機能だけを導入できるという。

 また、システム間連携において新規・追加など柔軟な運用を可能とするデータハブの機能を特に強化している点も特長。連携用のAPIも提供される。さらに、同一パッケージでありながら、個々の事業者の要件に応じてSaaS版とオンプレミス版を選択できるとのことで、SaaS版ではMicrosoft Azureをクラウド基盤として利用する。

 事業者はこれを導入することにより、毎月の煩わしい課金や原価配賦、レベニューシェアなどの計算が不要となるため、事業者のサブスクリプション型ビジネスへの移行負荷を軽減し、労働生産性の向上を実現するという。

 今回提供開始するベータ版では、サービスの第1段階として「リカーリングルールエンジン」を提供する。

 利用料金は個別見積もり。なおSIOS bilinkは、大手コンテンツプロバイダ、大手通信事業者での採用がすでに決まっているとのことだ。