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日本HP、新機能「スマートタスク」とセキュリティ機能を搭載したビジネスインクジェットプリンター新製品を発表

 株式会社日本HPは6日、小規模オフィス向けプリンター「HP OfficeJet Pro」シリーズの新製品として、新機能の「スマートタスク」と、クラス最高のセキュリティ性能を搭載したビジネスインクジェットプリンターの新製品を発表した。

 新製品は、シンプルでコンパクトな「HP OfficeJet Pro 8000」シリーズと、印刷ボリュームが多いユーザーのニーズに応える「HP OfficeJet Pro 9000」の計4機種。

 新製品はいずれも、スマートフォンアプリの「HP Smart」を使用して、スマートフォンから簡単に印刷、スキャン、コピーが可能。外出先からでもプリンターがリモート操作できるため、いつでもどこからでも作業が行える。

 新機能のスマートタスクは、印刷、メール送信、クラウドストレージへの保存の作業の組み合わせを一つのタスクとして登録し、フローの簡略化を実現できる。繰り返し作業の手間を削減でき、登録したタスクはHP Smartから簡単に実行できる。また、OCR機能の利用によりスキャンデータを編集、検索可能なデータに変換できる。

 また、新製品では、HP OfficeJetシリーズでは初めて、上位機「HP PageWide Pro」シリーズに搭載されている、起動時にブートコードの整合性を確認し、安全な起動を可能にする「HP Secure Boot」や、ファームウェアの自動更新などに対応。高いセキュリティ機能により、ウィルス、マルウェア、不正アクセスからデバイスやデータ、ドキュメントを安全に保護する。

 さらに、「自己修復Wi-Fi」機能により安定した接続環境を提供し、再接続できなくなった場合にはパネル上でガイドを出し、トラブルシューティングを支援する。

 HP OfficeJet Pro 8000シリーズは、本体色がグレー/ホワイトの「HP OfficeJet Pro 8020」と、オアシス/ホワイトの「HP OfficeJet Pro 8028」の2機種。仕様は両機種とも共通で、印刷速度はモノクロ毎分約20枚/カラー毎分約10枚。価格は1万7800円(税別)。販売開始日は7月11日。

 HP OfficeJet Pro 9000シリーズは、印刷速度がモノクロ毎分約22枚/カラー毎分約18枚の「HP OfficeJet Pro 9010」と、印刷速度がモノクロ毎分約24枚/カラー毎分約20枚で、500枚給紙トレイ(250枚給紙トレイ×2)を標準装備する「HP OfficeJet Pro 9020」の2機種。価格(税別)はHP OfficeJet Pro 9010が2万2800円、HP OfficeJet Pro 9020が3万4800円。販売開始日は7月11日。

HP OfficeJet Pro 8020
HP OfficeJet Pro 8028
HP OfficeJet Pro 9010
HP OfficeJet Pro 9020