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Veeam Software、DR自動化ソリューション「Veeam Availability Orchestrator v2」を販売開始

 スイスのVeeam Softwareは21日、ディザスタリカバリ(DR)自動化ソリューションの最新版となる「Veeam Availability Orchestrator v2」の販売を開始した。

 Veeam Availability Orchestratorは、テストやDR計画の文書化、システム全体の復旧、個別のワークロードの復元を、自動的に行うことができるソリューション。最新バージョンでは、より幅広いアプリケーションと仮想マシンにオーケストレーション機能を適用できるようになり、さまざまな運用形態、DRやデータ移行に対応できるようになった。

 新機能では、レポート作成機能とコンプライアンス対応機能の強化により、社内外のコンプライアンス規制と監査に関するService Level Agreement(SLA)の順守状況報告が容易にする。また、必要に応じてSLAをプロアクティブに修正する。

 さらに、バックアップとレプリカの両方の保護データを、リカバリ検証以外の用途(DevOps、パッチとアップグレードのテスト、分析など)に自動的に活用できるようになった。

 また、社内のビジネスユニット、アプリケーション管理部門、業務運用チームが、アドバンストデリゲーションと役割ベースのアクセスコントロール(RBAC)を通じて、オーケストレーションの計画およびテスト用リソースに安全にアクセスできるようにする。