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アクロニス、G Suiteの保護に対応したサービス事業者向けクラウド基盤「Acronis Cyber Cloud 7.9」

 アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)は21日、データ保護サービスなどを提供する事業者向けのプラットフォーム「Acronis Data Cloud」において、アップデート版である「Acronis Cyber Cloud 7.9」をリリースしたと発表した。サービス事業者やアクロニス製品を取り扱っているシステムインテグレータ、販売店を対象に提供する。

 Acronis Cyber Cloudは、データ保護サービスを提供するクラウドプラットフォーム。試用版の提供や容易なインストール、マルチテナント/マルチティア対応のサービス管理コンソールといった機能を備えるほか、Professional Services Automation(PSA)システムやRemote Monitoring and Management(RMM)ツールとの統合により、効率的でコストメリットのあるデータ保護ソリューションを、サービス事業者向けに提供しているという。

 従来はAcronis Data Cloudの名称で提供されていたが、今回より名称をAcronis Cyber Cloudへ変更した。また、前バージョン「Acronis Data Cloud 7.8」で追加されたOffice 365のバックアップに加え、新たにG Suiteのバックアップに対応。Gmail、Google Drive、Googleカレンダー、Googleコンタクトをエージェントレスでバックアップできる。

 さらに、Active Protection機能において、クリプトマイニングマルウェア対策機能を搭載。クリプトマイニングの実行が疑われるマルウェアによるデバイスリソース、ネットワークの不正利用を検知・遮断し、データ保護を強化している。