NTTデータ、データ分析基盤をワンストップで提供する「Trusted Data Foundation」

　株式会社NTTデータは25日、企業がデータ資産を集約して分析活用するための環境を、Amazon Web Services（AWS）やMicrosoft Azureなどのクラウドプラットフォーム上にオールインワンで提供するデータ分析基盤ソリューション「Trusted Data Foundation」の提供を開始した。

　ソリューションは、NTTデータの300名を超えるコンサルタント、データサイエンティストが、構築後の活用促進（トレーニング、啓発活動など）や、データ分析・データマネジメント業務まで、ワンストップでサポートする。

　DataRobot、Informatica、Tableauなど、さまざまなソリューションパートナーとのエコシステムを形成しており、企業の要望や課題に応じて、これらのソリューションを組み込んで提供可能。また、AWSやMicrosoft Azureなどのクラウド活用により、利用状況に応じた柔軟なリソース変更を可能にするとともに、ビジネスの変化や活用状況に応じた段階的な機能拡張を可能にする。

　ソリューションでは、「ソリューションベースドSI」「アナリティクス・マネージドサービス」の2つのラインナップを提供。ソリューションベースドSIでは、AI・データの民主化を促進する全社分析基盤を、金融機関などへの分析基盤構築などの実績や、ノウハウをベースとしたリファレンスアーキテクチャを活用し、企業の個別要件に応じてカスタマイズ構築する。

　アナリティクス・マネージドサービスでは、スモールスタートが可能な分析環境を、最短5営業日で提供。これまで「BizXaaS BA」として提供してきた、100社を超える分析基盤の構築・活用支援実績に基づき、スピーディに提供する。

　NTTデータでは、Trusted Data Foundationで提供可能な製品、テクノロジーのラインアップを継続的に拡充するとともに、さまざまな業界の企業にTrusted Data Foundationを提供し、3年後までに売上を50億円規模に拡大することを目指すとしている。