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アイ・オー、法人向けNAS「LAN DISK X」に8TB HDD搭載製品を追加

 株式会社アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー)は20日、法人向けNAS製品「LAN DISK X」のうち、2ドライブモデル「HDL2-Xシリーズ」、4ドライブモデル「HDL4-Xシリーズ」において、8TB HDDを採用した高容量製品を追加すると発表した。4月上旬の出荷開始を予定している。

 LAN DISK Xは、LinuxベースのOSを採用する法人向けのNAS製品。RAIDに替わる独自の冗長化テクノロジー「拡張ボリューム」や、常時稼働環境のために設計されたウエスタンデジタルのNAS用HDD「WD Red」を採用しており、耐障害性を向上させているという。また、運用しながら容量の拡張を行える柔軟性も実現しているとのこと。

 加えて、遠隔からNASの状態を管理でき、異常発生時の通知や復旧ガイダンス表示が可能な「NarSuS(ナーサス)」、ネットワーク機器の統合管理が可能な「IO Navi(アイオーナビ)」の両ツールを無償で提供している。

 今回は、2ドライブモデルのHDL2-Xシリーズと、4ドライブモデルのHDL4-Xシリーズにおいて、8TB HDD搭載製品を新たにラインアップした。価格は、2ドライブモデルのHDL2-X16(物理容量16TB)が16万6000円(税別)、4ドライブモデルのHDL4-X32(物理容量32TB)が30万8000円(税別)。

HDL2-Xシリーズ
HDL4-Xシリーズ