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NTTデータ、FogHorn製品を利用したエッジ向けIoT/AI活用インテグレーションサービス

 株式会社NTTデータは15日、米FogHorn Systems(以下、FogHorn)と、日本国内におけるパートナー契約を締結したと発表した。これに伴い、エッジ領域でのIoTとAIを活用したコンサルティング、およびインテグレーションサービスを同日より提供開始する。

 現在の製造業では、機械設備に近いところにエッジを配置し、リアルタイムにデータの収集、加工、監視ができるエッジコンピューティングと、エッジ側でAIによる解析、検知、判定などの処理を行える「エッジインテリジェンス」の活用が期待されているという。

 今回NTTデータではFogHornとのパートナー契約により、この「エッジインテリジェンス」を実現できる同社製品を、主に製造業、通信業、エネルギー産業などの企業に向けて提供。機械監視業務・設備保全業務などでIoT/AIを導入して課題解決や業務改革を推進する、コンサルティングおよびインテグレーションサービスを提供するとした。

 同社では、これにより、機械設備に近いところに設置したエッジでリアルタイムでのデータ収集、およびAI解析が容易になるとアピールしている。またユーザー企業は、既存設備に対して最小限の変更で、異常検知や予兆把握のための環境を整備できる点もメリットとのこと。

 なおサービス提供にあたりFogHornは、同社製品のライセンス提供、コンサルティング、保守サポートを担うとしている。