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クレスコ・イー・ソリューション、SAP ERPのデータをバッチ取得するツール「ConnectPlusEt 3.0」を3月発売

 クレスコ・イー・ソリューション株式会社は12日、SAPシステムのクエリ実行結果データやテーブルデータを外部起動でバッチ取得するツール「ConnectPlusEt」のバージョン3.0を3月1日に販売開始すると発表した。

 ConnectPlusEtは、SAP ERPのクエリ実行結果データやテーブルデータを外部起動によってバッチ取得し、特定のデータを定期的に出力するといったバッチ処理をサポートするETLツール。SAP ERP標準のプログラム間通信プロトコルを使用して接続し、アドオンコーディングせずにERP特有のテーブル構造やデータコードなどを意識せずデータをバッチ取得でき、外部ファイルに出力してデータを活用できる。スケジュール起動のほか、APIを利用した外部プログラムからの起動にも対応する。

 新バージョンでは、SAP H/4HANAの高速処理エンジンを有効に活用できるCDS Viewに対応することで、SAP HANAによって享受される高速データアクセスの恩恵を阻害することなく、データ抽出を行える。

 また、SAP S/4HANAのCDS Viewへの対応に伴い、ConnectPlusEtの内部処理ロジックを全面的に見直したことで、データ抽出から外部ファイル出力までに掛かる処理性能が従来製品の最大4倍になったとしている。