ニュース

クレスコ・イー・ソリューション、SAP ERPからS/4HANAへ短期で移行するサービス

 クレスコ・イー・ソリューション株式会社は、「SAP ERP」から「SAP S/4HANA Enterprise Management」(以下、SAP S/4HANA)への移行を短期間で行えるサービスを、10月1日より提供すると発表した。

 SAPジャパンのERPソリューションは、2015年11月にリリースしたSAP S/4HANAの導入が進みつつあり、またSAP Business Suite 7の保守が2025年末で終了することもあって、多くの企業が現行のSAP ERPからの移行を計画・実施しているのが現状という。

 クレスコ・イー・ソリューションはこうした状況を受け、現在提供している移行支援サービス「MOA」を、SAP S/4HANAに特化した移行支援サービスとしてリニューアルし提供を開始する。

 MOAでは、アセスメント(事前検証)、マイグレーション(環境移行)、オプティマイゼーション(最適化)を一気通貫で支援しており、各種ツールを活用することで、事前検証を最短1カ月で実施可能。SAP S/4HANAの稼働までに、クレスコ・イー・ソリューションの通常対応では6カ月以上かかるところを、最短4カ月での短期移行を可能にするとした。

 なおクレスコ・イー・ソリューションでは、2017年3月末までに3社へのサービス提供を目指すとのことだ。