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東京エレクトロン デバイス、業務用PCをWindows 10 IoT Enterpriseでシンクライアント化するサービス

 東京エレクトロン デバイス株式会社(TED)は10日、既存の業務用PCをWindows 10 IoT Enterpriseでシンクライアント化するサービス「業務端末シンクライアント化サービス」を発表した。同日より提供を開始する。

 業務端末シンクライアント化サービスは、既存PCのOSをWindows 10 IoT Enterpriseに入れ替えてシンクライアント端末にカスタマイズするもの。働き方改革の進展などにより、企業ではリモートワークの機会が増えているが、PCをシンクライアント化することにより、リモートワーク時の情報漏えい防止が見込めるという。

 また、組み込み向けであるWindows 10 IoT Enterpriseの採用によって、OSの機能を固定したままの利用が可能なため、ユーザー側での自動機能アップデートを禁止でき、リモートワーク中のトラブル発生を防止できる効果も期待できるとした。

 また、デスクトップ画面の変更、OS起動直後のオリジナルアプリケーションへの自動接続、セキュリティ対策としてのポリシー設定などにも対応する。なお、OSの入れ替えやカスタマイズは、株式会社ファムの協力により実現するとした。

 価格は、マスター作成費用が1マスターあたり35万円(税別)から、シンクライアント化費用(ライセンス費用を含む)が1台あたり2万円(税別)から。