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RPAテクノロジーズ、エネコム、ケイ・オプティコムの3社、「デジタルレイバーマーケットプレイス」実現に向け業務提携

 RPAテクノロジーズ株式会社は17日、株式会社エネルギア・コミュニケーションズ(以下、エネコム)および株式会社ケイ・オプティコムと、デジタルトランスフォーメーションの実現に向け、デジタルレイバー(Digital Labor)販売の事業化など、包括的な業務提携について基本合意したと発表した。

 3社では、RPA(Robotic Process Automation)により企業や公共団体などのホワイトカラー業務の一部が自動化され、生産性向上や人件費高騰よる労働力不足等の経営課題の解決が図られており、今後、RPAによる業務の自動化はますます進むと予想されるが、一方でIT人材の不足により、RPA導入後に企業や公共団体などでソフトウェアロボットを製作できる人材の確保が困難になるといった課題も考えられると説明。

 さまざまな企業や公共団体などで十分なIT人材が確保できないような場合でも、必要に応じてデジタルレイバーを購入、利用できるマーケットプレイスを開発、提供することで、デジタルレイバーとのコラボレーションの大衆化を促進するとしている。

 3社は、1)デジタルレイバー(仮想知的労働者)販売モデルの共同開発、2)デジタルレイバー販売市場の開拓、3)RPA関連新技術への取り組み――の内容について推進していくと説明。提携では、ケイ・オプティコムが保有する光ファイバーネットワークやクラウド設備、法人顧客基盤などの事業に、RPAテクノロジーズのRPA分野におけるさまざまな実績・知見、エネコムが提供するRPAサービス「EneRobo」を加え、相互に補完・強化し合うことで、デジタルレイバーとの協働の大衆化を促進させる「デジタルレイバーマーケットプレイス」の実現を目指していくとしている。

 また、緊密な連携・協力関係のもと、多様なRPAサービスを提供していくため業務提携契約を締結したことで、必要に応じてデジタルレイバーを購入、利用できるマーケットプレイスを開発・提供することで、企業への普及と内製化を促進させ、継続的な経済成長を支援していくとしている。