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NTT Com、DDoS攻撃対策サービスで自動緩和機能を提供 迅速な対応を実現

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は3日、国際インターネット接続サービス「グローバルIPネットワーク」において、オプションサービス「DDoSプロテクションサービス(DPS)」を強化すると発表した。手動による従来の「DDoS緩和」メニューに加え、「DDoS自動緩和」を新たにラインアップする。

 DPSは、DDoS攻撃からユーザー企業のサーバーやネットワーク機器を守るオプションサービス。以前より提供してきた「ACL制御」「DDoS緩和」「DDoS検知」に加えて「DDoS自動緩和」をラインアップすることにより、DDoS対策機能を、人手を介さず即座に発動させることが可能になるという。

 また、自動緩和の開始や終了の条件はユーザー企業があらかじめ設定可能で、手動による開始・終了と併用することもできる。

 なお、DDoS自動緩和は、DPSのうち最上位のプラン「DPS Max」の契約ユーザー向けに提供される。DPSの運用はグローバルTier1 IPバックボーンのセキュリティ運用専門チーム(Network Security Team)が担当し、高品質なオペレーションを提供しているが、DPS Maxの契約ユーザーは、必要に応じてNetwork Security Teamと直接コンタクトを取ることにより、さらに手厚いサポートを得られるとのことだ(英語のみ)。

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