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サイボウズスタートアップスの帳票出力サービス、R3 instituteのkintone向けカスタマイズサービスと連携

従来はできなかった柔軟な運用が可能に

 サイボウズスタートアップス株式会社は3日、自社の帳票出力サービス「プリントクリエイター」と、アールスリーインスティテュート(R3 institute)のkintone向けカスタマイズサービス「gusuku Customine」が連携し、組み合わせての利用が可能になったと発表した。これにより、kintoneからの帳票出力において、従来はできなかった「ステータスと連携しボタンの表示/非表示切り替え」「特定の組織に所属しているユーザーのみ帳票出力できるようにする」などが可能になるという。

 プリントクリエイターは、サイボウズの業務アプリクラウドであるkintoneと連携して帳票出力を行うサービス。一方のgusuku Customineは、kintoneのJavaScriptカスタマイズを容易に行えるサービスで、Webブラウザ上で「やること」を選択し、諸条件を設定するだけで、自動的にJavaScriptのプログラムを生成し、kintoneに設定してくれるという。

 今回、両サービスが連携することにより、今までのプリントクリエイターでは実現できなかったさまざまな運用が可能になるとのこと。

 サイボウズスタートアップスでは、以下の例を挙げている。

・プロセス管理で特定のステータスのときだけ出力を行う
・必要な項目がすべて入力されているときのみ出力ボタンを有効にする
・ログインユーザーが特定の組織・グループに属している場合のみ出力する
・『担当者』フィールドにログインユーザーが選択されている時だけ出力する

ユーザーやステータスによって、表示/非表示を設定できる

 プリントクリエイターの価格は、ライトコースの場合で月額6000円(税別)から。別途、kintoneのスタンダードコースのライセンスが必要となる。