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ソリトン、VDIへのログオン認証を強化する「SmartOn ID for リモートアクセス」で顔認証を利用可能に

 株式会社ソリトンシステムズ(ソリトン)は20日、仮想デスクトップ(VDI)でのログオン認証を強化する多要素認証ソリューション「SmartOn ID for リモートアクセス」において、新版「同 V2.2.15」を提供すると発表した。認証手段として新たに顔認証をサポートする。

 SmartOn ID for リモートアクセスは、シンクライアント端末からのリモート接続先となる仮想デスクトップにおいて、二要素認証を利用可能にするソフトウェア。従来はパスワードとICカード、あるいはUSBキーによる認証に対応していたが、今回、新たに顔認証をサポートした。

 顔認証では、シンクライアント端末のカメラ(内蔵またはUSB接続の外付け)を利用可能で、内蔵カメラであれば認証装置を持ち運ぶ必要がなく、テレワークなどにおいても便利に利用できるという。

 顔認証のための顔情報は、管理者環境での登録に加えて、利用者自身による登録にも対応しているので、大規模環境や複数拠点での利用、管理者不在環境での利用も可能とのことだ。なお、顔認証のエンジンとしてはNECの「NeoFace」を利用している。

 対応可能なVDI環境は、Citrix XenDesktop/XenApp、VMware Horizon View、Microsoft VDIの各製品。