HOYAデジタルソリューションズ、Dynamics 365向けに調達WebEDIソリューションを提供

　HOYAデジタルソリューションズ株式会社（旧社名：HOYAサービス株式会社）は15日、Microsoft Dynamics 365向けに調達WebEDI機能を提供する「調達WebEDIソリューション」を発表した。

　このソリューションは、「Microsoft Dynamics 365 for Finance and Operations」の仕入先コラボレーション機能を強化したもの。調達WebEDIとしての購買関連業務に関し、購買見積もり管理から、発注管理、検収明細管理、仕入先請求管理、仕入先情報管理、情報連絡管理まで、一連の業務機能を提供するという。

　具体的には、購買見積もり管理では、購買側から仕入先への見積もり依頼の登録、仕入先での見積もり依頼内容の確認や見積もり回答の登録、購買側での見積もり回答の確認などが可能。発注管理では、購買側から発注書の登録、仕入先での発注書の確認・発注書の変更登録、購買側での発注書変更の確認などを行うことができる。

　また検収明細管理では、購買側から検収明細の登録、仕入先での検収明細の確認を、仕入先請求管理では、仕入先からの仮請求書の登録、購買側での仮請求書の確認・本請求書の確認を、それぞれ行えるとしている。

　なおHOYAデジタルソリューションズでは、調達WebEDIソリューション採用により、仕入先へ発行する帳票を削減できるほか、仕入先からの見積もり回答や発注書変更内容、請求書内容などの情報に関するシステムへのデータ入力を排除する、といった効果があると説明。さらには、仕入先との間の情報連絡を確実に実施するとともに、履歴も保持できるとしている。