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CTC、マルチクラウド環境の統合的なマネージドサービス「'CUVIC' MMCP」を提供開始

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は2日、オンプレミスを含むマルチクラウド環境のインフラ基盤と運用支援サービスを一元的に提供する統合プラットフォーム「'CUVIC' Managed Multi-Cloud Platform(以下、'CUVIC' MMCP)」の提供を開始した。

 'CUVIC' MMCPは、オンプレミスを含むマルチクラウド環境の構築と、システム全体の監視、バックアップ、セキュリティ対策などの包括的なマネージドサービスを合わせたサービス。インフラを提供するクラウド基盤サービス「CIS(Cloud Infrastructure Service)」、マルチクラウド環境のSI・運用サービス「CCS(Cloud Cover Service)」、顧客窓口となる「CMS(Cloud Management Service)」の3つのサービスで構成される。

 クラウド基盤サービスのCISでは、Oracle Databaseをはじめとした各種サービスを統合した企業向けのクラウドサービス「Oracle Cloud」、Amazon Wwb Services(AWS)上でVMwareの仮想基盤が運用でき、オンプレミスとのスムーズな連携を実現する「VMware Cloud on AWS」(11月1日現在、AWS東京リージョンでは未提供)に加え、CTCのクラウド「TechnoCUVIC」が使用でき、オンプレミスなシステムの構築を含めた柔軟なハイブリッド環境を実現する。

 運用サービスのCCSでは、オンプレミスからクラウドへの円滑な移行や監視、バックアップを含めた運用支援に加え、異なるクラウド間の移行サービスを提供。顧客窓口となるCMSでは、24時間365日対応のサービスデスクや顧客ポータルを提供する。

 CTCでは、'CUVIC' MMCP製造業や流通業などを中心に販売し、サービス全体として3年間で40億円の売上を目指す。