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PwC、Anaplanを活用したクラウド型経営管理ソリューションの提供を開始

 PwCコンサルティング合同会社とPwCあらた有限責任監査法人は24日、Anaplanジャパン株式会社(以下、Anaplan)のクラウドプラットフォームを活用した経営管理ソリューションの提供を開始した。

 ソリューションは、Anaplanのクラウドプラットフォーム上に、PwCがアドバイザリー業務で培った知見と課題解決力をもとに開発した業務テンプレートを構築し、企業が経営管理をより最適に行うことをサポートする。

 PwCでは、企業の経営プロセスやKPIなどの管理項目を関連づけて可視化することで、高度な将来予測や経営判断を実現するためのノウハウを「PwC’s Enterprise Performance Management Suite」として形式知化し、その実現手段としてAnaplanのクラウドプラットフォーム上に業務テンプレートとしてアプリケーションを開発。このアプリケーションを使用することで、経営者はスピード感を持って精度の高い情報を基に業務改善や意思決定をできるとしている。

 最適な経営管理を実現するために必要となる、「事業計画策定」「予算編成」「業務計画作成」「実績およびマスタ取り込み」「予測作成「リスクモニタリング」の6つの業務テンプレートをアプリケーションとして開発し、Anaplan App Hub(Anaplan社のアプリケーションサイト)で提供を開始した。

 アプリケーションの活用により、「ヒト」「モノ」「カネ」に関わるすべての計画に連続性と整合性を持たせて統合管理をすることで、経営戦略に基づく事業計画策定・予算編成・実績分析やインサイト提供が可能になり、経営管理の「質」を向上。実績およびマスタデータの取り込み後、集計や配賦などの計算がクラウドプラットフォーム上で即時に実行され、スピード感ある将来予測やリスク分析を実現。業務テンプレートを実機で確認しながらカスタマイズして導入でき、企業のニーズにあったシステムを短期間で稼働できるといった効果が期待できるとしている。