コクヨとヘキサード、商奉行・蔵奉行に対応した「経理業務の効率化ソリューション」

　コクヨ株式会社は10日、株式会社ヘキサードとの提携により、株式会社オービックビジネスコンサルタント（以下、OBC）の業務ソフトウェア「商奉行」「蔵奉行」に対応した「経理業務の効率化ソリューション」を、2018年秋より販売開始すると発表した。

　このソリューションは、コクヨの企業間取引支援クラウドサービス「＠Tovas（アットトバス）」と、ヘキサードの伝票入出力ツール「助さんシリーズ（伝助・請助）」の連携により実現する。

　具体的には、商奉行／蔵奉行に連携した伝助や請助の画面操作をPC上で行うと、注文書や請求書、支払通知書の作成から、作成した帳票のFAX送信、電子ファイル送信、紙の郵送（代行）などを、＠Tovasを通じて行えるようになるとのこと。こうして、社内で行っていた紙の印刷や三つ折り、封入封緘などの手作業を排するとともに、電子化やFAX送信によって郵送自体を減らし、業務を効率化できるとした。

　なお、このソリューションを利用するには、商奉行／蔵奉行に加えて、ヘキサードとコクヨの提供する製品・サービスが必要になる。

　具体的な価格（税別）は、ヘキサードの提供する「伝助 Version 5 for 商奉行」が24万8000円。「請助 Version 2 for 商奉行」が19万8000円、「伝助・請助 連携オプション for @Tovas」が15万円。コクヨの提供する「@Tovas 奉行シリーズ連携 専用メニュー」が初期費用3万円、月額基本料金1万円で、別途電子ファイルやFAX送信、郵送にあたっての従量課金が発生するとのこと。