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アクロニス、中堅・中小企業のBCP対策を支援するバックアップパッケージ

バックアップ製品とクラウドストレージの年間ライセンスをセットで提供

 アクロニス・ジャパン株式会社(アクロニス)は10日、遠隔地へのバックアップを容易に実現できる中堅・中小企業向けパッケージ「Acronis Backup and Cloud Storage 500GB」を発表した。価格は年間10万円(税別)で、販売はソフトバンク コマース&サービス株式会社を通じて行われる。

 今回発表された製品は、企業向けバックアップ製品「Acronis Backup 12.5」のサーバー向け、もしくは仮想環境向けのライセンスと、そのオプションであるクラウドストレージ「Acronis Cloud Storage」の500GBのライセンスを組み合わせ、1年間のサブスクリプション形式で提供するもの。サーバーまたは仮想ホスト1台のバックアップ機能と、500GBのクラウドストレージを1つのパッケージにすることにより、購買手続きを簡略化し、導入しやすい価格を実現したという。

 アクロニスによれば、このパッケージを利用すると、バックアップデータをAcronis Cloud Storageに保存できるため、ランサムウェアや自然災害によるデータ消失のリスクが低減され、中堅・中小企業でもBCP(事業継続計画)を容易に実現可能になるとのこと。また、利用するクラウドストレージは日本国内で運営されることから、国外にデータを持ち出せない企業でも利用できるとしている。

 ラインアップは、クラウドインスタンス×1、または物理サーバー×1を対象にした「サーバー向けライセンス+クラウドストレージ 500GB」のパッケージと、仮想ホスト×1と、そのホスト上の台数無制限の仮想マシンを対象とした「仮想環境向けライセンス+クラウドストレージ 500GB」を用意する。価格は、いずれも年間10万円(税別)。また、クラウドストレージ容量の追加購入にも対応している。