TIS、UiPathのゴールドパートナーに認定　PoCから導入・運用・トレーニングまでをトータルに支援

　TIS株式会社は9日、RPA（Robotic Process Automation）製品「UiPath」を提供しているUiPath株式会社より、パートナープログラムの最高位「ゴールドパートナー」に認定されたと発表した。

　UiPathは、直観的に操作可能な開発画面で素早く設定できるRPAツール。拡張性や適応力が高いだけでなく、豊富なテンプレートが用意されているため、複雑な手順も迅速に自動化できるとのことで、レガシーシステムやERP、CRMなど、さまざまなアプリケーションとの連携にも対応している。

　今回、TISが認定されたゴールドパートナーは、UiPathの販売パートナーの中で最高位となり、製品の機能や技術について十分な知識を有した技術者を抱えたパートナーが認定されるもの。TISではこの認定を受け、企業の業務効率化と生産性向上に向けてRPA製品の選定・導入の支援を行うソリューション「TIS RPAソリューション」のラインアップの1つとして、UiPathを展開していくとした。

　具体的には、自社が持つ幅広い業界・業務知識や大規模システム構築プロジェクトの推進ナレッジをベースに、企業のRPA導入を支援していく考えで、UiPathに関する導入前のPoCから本格導入、運用保守、トレーニングまでをワンストップで提供する。

　参考価格（税別）は、UiPathのオンサイトトレーニング、RPA開発サポートサービスなどを含む「ファストスタートプログラム」が20万円から、「PoC支援サービス」が200万円から、「本格導入支援サービス」が600万円から。トレーニングコースは、「UiPath開発初級1日コース」を6万5000円/人で提供する。

　TISは、人の定型業務の見える化と効率化を目指している企業や、システム構築までの一時的な回避策としての利用を検討している企業、将来的に全社・グループ全体へいち早く簡単に展開したい企業などに向けて提供を進め、3年後に200社の導入を目指すとしている。