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エレコム、ネットワークカメラ管理ソフトをプリインストールしたWindows NAS

 エレコム株式会社は7日、Windows Storage Server 2016搭載NAS製品群において、ネットワークカメラ管理ソフトウェア「アロバビュー」をプリインストールしたモデル「NSB-7MS2CAシリーズ」を提供すると発表した。8月中旬の発売を予定している。

 アロバビューは、さまざまなメーカーのネットワークカメラを統合管理できるソフトウェア。直感的に操作できるユーザーインターフェイスにより容易に利用できるほか、ネットワークカメラを運用するのに必要となる多様な機能を搭載しているという。

 今回エレコムでは、Windows Storage Server 2016 Workgroupを搭載したNAS本体にアロバビューをプリインストールし、最大12台の監視カメラの映像を管理・録画できるレコーダーライセンス(3年分)をあらかじめ登録した、専用のセットモデルとして提供する。

 NAS本体は、クアッドコアCPU(VIA nano QuadCore 2.0GHz)と4GBメモリの採用により処理能力を強化した2ベイタイプで、インターフェイスは1000BASE-T対応ポート×2基を搭載。動画録画でもコマ落ちリスクの少ない高速データ転送を実現するとした。

NSB-7MS2CAシリーズ

 なお、監視カメラライセンスは4台、9台、12台の3種類から、HDDの物理容量も2TB、4TB、8TBから選択でき、RAID 0/1に対応する。またHDDはホットスワップに対応しているので、障害発生時もシステムの運用を止めることなくHDDを交換できるとのこと。

 管理面では、NASの死活管理や障害通知を行えるクラウド型のNAS状態管理サービス「NASみる」を無償で利用できる。

 価格例(税別)は、アロバビュー 4ライセンス版の2TBモデルが18万7500円、9ライセンス版の2TBモデルが27万8250円、16ライセンス版の2TBモデルが30万5800円など。