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ルクレとロジテックINAが協業、監視カメラソフトをNASに標準搭載

 株式会社ルクレとロジテックINAソリューションズ株式会社(ロジテックINA)は4日、監視カメラソフト「アロバビュー」と、Windows Storage Server搭載のNAS「WINAS」シリーズを連携させた映像監視ソリューションにおける協業を発表した。ロジテックINAは、アロバビューのインストーラをWINASシリーズに標準搭載したモデルを2013年7月末より出荷する。価格は14万8000円(税別)から。

 アロバビューは、ネットワークカメラを一元管理・運用するための監視カメラソフト。録画データ検索を容易に行える「シャトルサーチコンセプト」、利用ユーザーに合わせて画面を自由にカスタマイズできる「ユニークロケーション」、スマートフォンでのライブモニタリング・映像中継が行える「マルチクライアントオプション」などを搭載。アナログ/ネットワークカメラの混在、メーカーの異なるネットワークカメラの混在が可能なため、既存資産の流用も可能。無料で10台までのネットワークカメラを管理・運用できる。

 今回の映像監視ソリューションは、この無料版をあらかじめWINASシリーズに搭載して提供するもので、NASを購入後、ソフトをインストールすることで、10カメラまで登録できる監視カメラシステムを手軽に利用できるのが特徴となる。これにより、商店街・飲食店・コンビニ・ホテル・駐車場・介護施設などの中小規模ユーザーにも訴求する考え。

川島 弘之