アイネス、ウェブサイト改ざん対策「WebARGUS」のSaaS版「Peacock tail」を提供開始

　株式会社アイネスとデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社（以下、DIT）は17日、ウェブサイト改ざん対策製品「WebARGUS Enterprise Edition」のSaaS化事業で協業し、アイネスが「Peacock tail」として顧客へのサポート業務と合わせてサービス提供を開始した。

　WebARGUSは、DITが開発したウェブサイト改ざん検知・復旧システム。「瞬時に検知し瞬時に復旧する」ことで、既存のセキュリティ製品が対応できないゼロデイ攻撃や内部犯行による改ざんにも対応する。

　SaaS版となる「Peacock tail」は、アイネスの自社クラウドに設置された管理サーバーを使用するため、顧客が管理サーバーを購入・構築する必要がなく、24時間365日の運用監視もセットで提供するため、高いサービスレベルを維持できる。

　さらに、顧客の要望に応じて、事前に顧客のウェブサイトの脆弱性診断を実施する。セキュリティホールが見つかった場合には、対策を講じてウェブサイトを強化し、その後の改ざん対策も導入から運用まですべてアイネスに任せられる。