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NECネッツエスアイ、クラウドへの閉域網接続を提供する「NGN-VPN セキュアアクセスサービス」

 NECネッツエスアイ株式会社は17日、閉域網による拠点間接続や各種クラウドサービスへのダイレクト接続を提供する「NGN-VPN セキュアアクセスサービス」の提供を開始した。

 NGN-VPN セキュアアクセスサービスは、フレッツ光ネクストをアクセス回線とした閉域網により、Amazon Web Service(AWS)やMicrosoft Azureなどのパブリッククラウドへの
へのダイレクト接続や、NECネッツエスアイが提供する「VoiceConnect」「ネッツボイス」などの音声クラウドサービス基盤、顧客拠点間などの接続を提供するサービス。

 クラウドサービスへのダイレクト接続は10月1日提供開始予定で、AWS、Microsoft Azure、Google G Suite、NEC Cloud IaaSとの接続を予定する。

 従来のインターネットVPNと比較して、スループットはおよそ20倍に高速化、通信遅延はおよそ5分の1に低減。インターネットを経由しない閉域網のためISP利用料金が不要となり、低価格で利用できるとしている。

 また、NECネッツエスアイが提供する閉域モバイルネットワークサービス「ネッツワイヤレス」を利用することで、オフィス、モバイル、クラウドをすべて閉域網でつなぐことが可能。ネットワーク構築・運用・保守をワンストップでサポートすることで、顧客のネットワーク利用に伴う顕在的・潜在的なコストを削減、最適化できるとしている。

 提供価格(税別)は、フレッツ光ネクスト(1Gbpsベストエフォート)とVPNルーターがセットになった「拠点プラン」が初期費用4万5000円、月額1万2800円。フレッツ光ネクストビジネスタイプ(最大おおむね1Gbps)を含んだ回線とVPNルーターを冗長化した「データセンタプラン」が初期費用7万8000円、月額11万4000円。

 NECネッツエスアイでは、今後5年間で5万回線の提供を目指す。