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NTTテクノクロス、利用者に合わせた注意喚起を表示可能な操作・入力支援ソフト「BizFront/アノテーション Pro」

 NTTテクノクロス株式会社は、PCの画面上にアノテーション(付せんのような注釈)を表示させることで利用者の注意を促す「BizFront/アノテーション」の上位版として、入力チェックや注意メッセージ切り替えなどの機能が追加された「BizFront/アノテーション Pro」を、6月12日より販売開始する。

 BizFront/アノテーションは、日本電信電話株式会社(以下、NTT)が開発した高度アノテーション付与技術を利用し、人の判断が必要な非定型業務を支援するソフトウェア。対象となるアプリケーションやシステムを改造することなく、PCの画面上に注意メッセージを付加して表示させ、人の判断が必要な非定型業務を支援するという。

 今回提供するBizFront/アノテーション Proでは、システム入力画面自体には入力チェック機能がない場合でも、登録すべきデータを促し、誤っている場合には注意メッセージを表示することが可能になった。こうした注意喚起を行うことにより、効率的なデータ投入と誤入力のリスク軽減が見込めるため、誤発注や誤請求を減らす効果が期待できるとしている。

 また、業務種別や利用者属性などのグループに応じ、注意メッセージの表示を分けられるので、利用者の選択操作により、必要な注意メッセージのみを表示できるとのこと。例えば、全員に必ず表示させる注意メッセージ、初心者用の注意メッセージ、業務内容に応じた注意メッセージなどを定義して切り替える、といった運用が可能になる。

 価格は、編集ライセンス3端末分と表示ライセンス100端末分で年間82万円(税別)。なお、アノテーションルール作成支援(1件50万円から)、導入コンサルティング、操作レクチャー、訪問サポートなどの有償オプションメニューも用意されている。

 対応環境は、Windows 7 Professional(32ビット/64ビット)とInternet Explorer 9/11、あるいはWindows 10 Pro(64ビット)とInternet Explorer 11