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三菱電機ビジネスシステム、“順法管理”機能を強化した勤怠管理システム新版

 株式会社三菱電機ビジネスシステムは4日、就業(勤怠)管理システム「ALIVE SOLUTION TA」の新版「同 バージョン6.3」を発表した。客観的な労働時間把握と過重労働の予防対策を強化しているとのことで、6月21日に販売開始する。

 新版では、これまでも強みとしてきた順法管理機能を強化。特に、人事・総務部門向け機能として、労働時間の実績を分析して今後を予測し、問題を未然に予防するポータル画面を新たに追加した。

ポータル画面のイメージ

 また、働き方が多様化する中でも終業時間を的確に把握できるよう、複数の客観時間と自己申告時間の乖離(かいり)を管理するための機能を搭載。客観的な在場時間を把握するために、各種IoT機器との連携を強化しており、クライアント運用管理・資産管理システム、PCのログオン/ログオフ時間、入退室管理システムなどの情報を取り込めるようにした。これにより、人事・総務部門の負荷軽減と労務コンプライアンスの順守を支援するとしている。

 このほか、問診票出力、複数月にまたがる超過勤務者チェックといった健康管理機能の強化を行ったほか、勤務地別の勤怠管理点検表の追加、勤務間インターバル制度への対応などを実施した。

 システム面では、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azureといった、パブリッククラウド環境での稼働サポートを開始した。

 価格は、ALIVE SOLUTION TA 就業システム(100名ライセンス)が50万円(税別)から。