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SCSKとSCSKサービスウェア、UiPathのRPA製品や教育サービスを提供

 SCSK株式会社は、米UiPathの日本法人であるUiPath株式会社と日本国内におけるリセラー契約を締結して、RPA(Robotic Process Automation)における「UiPath」製品を2月から販売開始し、合わせてSCSKサービスウェア株式会社が、UiPath製品の教育サービスを25日から提供開始したと発表した。

 UiPathは、デスクトップアプリケーションやExcel・OutlookといったOffice系のアプリケーション操作の自動化が可能で、管理ツールにより自動化した処理のスケジュールの実行・ログ管理なども設定できる。

 SCSKでは、UiPathの導入から保守運用フェーズまでの各ステップにおいて、コンサルティングサービスや、PoC(実証実験)サービス、導入サービス、保守サービスなどの各種サービスをワンストップで提供。また、SCSKが保有する各パッケージやソリューションにRPAを組み合わせた新サービスについても、提供を検討している。

 SCSKサービスウェアでは、UiPathを使った有償セミナーとして、RPAの導入を検討しているユーザーや使ってみたいユーザーを対象に、身近な作業を題材としてワークフローの一部を作成する「入門編」、トレーニング教材を活用した演習を通じてワークフロー作成を学習する「基礎編」、ロボットによる処理スピードの向上や、サーバーによるロボット管理の運用方法を学習する「応用編」の3種類のセミナーを予定する。

 教育サービスは東京で開始するが、名古屋・大阪でも順次開催予定。また、顧客先へ出向いての教育サービスも提供する。基礎編は5月25日から提供を開始し、価格は1人につき5万4000円(税込)。入門編は6月中旬から、応用編は7月上旬からそれぞれ開催予定。

【お詫びと訂正】
 記事初出時、サービスの価格を税別と表記していましたが、正しくは税込となります。お詫びして訂正します。