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アシスト、データベース基盤ソリューション「DODAI」を刷新、クラウドの要素を取り込み企業ニーズに対応

 株式会社アシストは5日、2007年から提供しているデータベース基盤ソリューション「DODAI(ドダイ)」を刷新し、クラウド時代のニーズに対応する新しい「DODAI」を提供すると発表した。

 アシストでは、1987年にOracle Databaseの取り扱いを開始してから蓄積してきたデータベース技術支援ノウハウを集約、体系化した「DODAIフレームワーク」をベースに、支援工程、支援手順、支援成果物の形でメニュー化した「DODAI支援サービス」の提供を2007年に開始。また、データベース基盤に最適な構成要素の選定、設計、事前検証を行い、導入後のプロダクトサポートもオールインワンで提供するデータベース基盤ソリューション「DODAIスタック」も提供してきた。

 一方、クラウドがプラットフォームの標準の選択肢となった昨今では、多くの企業がオンプレミスとクラウドの使い分け、またクラウド移行のタイミングや方法についての検討に時間を費やしていると説明。アシストでは、こうした現在の企業の課題を解決するためにクラウドの要素も取り込み、「ITプラットフォーム」「ミドルウェア」「サービス」の要素を組み合わせた新しいDODAIの提供を開始する。

 新しいDODAIの構成要素は、ハードウェア、クラウドサービス、ソフトウェア、技術支援サービスの4つとなり、これらをアシストが提供する製品やサービスでパッケージ化して、DODAIモデルとしてラインナップし、提供していく。

 新しいDODAIの活用により、企業は構成の検討や設定に工数をかけることなく、効率的かつコストを抑えながら、オンプレミスとクラウドを柔軟に組み合わせたシステムの構築が可能になると説明。アシストでは今後、DODAIのコンセプトに基づき、具体的な製品を組み合わせたラインアップを提供していく。