富士通クラウドテクノロジーズとDATUM STUDIO、データ活用支援領域で連携

　富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は5日、DATUM STUDIO株式会社とデータ活用支援領域で協業すると発表した。DATUM STUDIOが富士通クラウドテクノロジーズのパートナーとなり、同社の「IoTデザインセンター by ニフクラ」（以下、以下IoTデザインセンター）で顧客に提供するAIのアルゴリズム開発などで連携するという。

　協業の中核となるIoTデザインセンターは、データサイエンスを活用して事業課題の解決や新規領域創出に取り組む企業を、ビジネスとテクノロジーの両面から支援するソリューション。

　IoT顧客の事業課題を解決するために、IoT企画/設計からデバイス開発、データ取得、分析、レポーティングまでを支援できるが、今回、企業向けデータ分析の実績を持ち、AIのアルゴリズム開発に強みを持つDATUM STUDIOと協業することによって、より高品質なデータ分析レポートを、さらに迅速に顧客へ提供可能になるという。

　また富士通クラウドテクノロジーズでは、IoTによるデータ取得から活用までの包括的支援に関して、DATUM STUDIOは取得データに合わせた独自のアルゴリズム開発およびカスタマイズに関して、それぞれ独自の知見とノウハウを持つ。その両社が相互に情報共有することにより、データ活用支援領域における新規ソリューションの企画についても、共同で取り組むとのこと。