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NTT空間情報、自治体向け全国地図・航空写真クラウドサービス「GEOSPACE CDS for LGWAN」を2018年夏に提供へ

 NTT空間情報株式会社は29日、自治体向け全国地図・航空写真クラウドサービス「GEOSPACE CDS for LGWAN(仮称)」を発表した。2018年夏に提供開始する予定。

 GEOSPACE CDS for LGWANは、山間部や離島などを含む、日本国土全域の詳細地図や航空写真を提供しているクラウドサービス「GEOSPACE CDS」を、LGWAN上で利用できるサービス。

 ベースとなるGEOSPACE CDSでは、地図、航空写真の印刷や画面コピーの利用許諾が標準ライセンスに含まれており、ハザードマップのホームページ掲載など、住民サービスに必要な各種書類などに添付できる地図として、随時申請が不要で安心して利用できるといった特徴を持つ。また、利用許諾者が第三者に再利用を許諾することも可能という。

 こうした利用のしやすさから、LGWAN-ASPサービス提供者などからも、LGWAN上でGEOSPACE CDSを利用したいという声があったため、ニーズに応えてGEOSPACE CDS for LGWANが製品化されたとのこと。

 なおメニューは、GEOSPACE CDSと同様、電子地図を基本とし、航空写真、衛星画像、ハイブリッド(航空写真/衛星画像)の各オプションを用意する。

電子地図の例