セキュリティベンダーの米OPSWAT、日本法人「OPSWAT JAPAN株式会社」を設立

　米OPSWATは29日、同社の日本法人となる「OPSWAT JAPAN株式会社」の設立を発表した。OPSWAT JAPANの代表取締役社長には、皆川文哉氏が就任した。設立日は2月16日。

　OPSWATは、企業向けのサイバーセキュリティ対策ソリューションを提供する企業。マルチスキャン、データサニタイズ（データの無害化）、脆弱性検出を単一サーバー上で実現する「MetaDefender」を主力製品として、世界中で事業を展開している。

　OPSWATのソリューションは、米国国土安全保障省、アメリカンエキスプレス、ソニー、レノボ、インテル、IBMなどをはじめ、原子力機関、防衛組織、金融、製造、テクノロジー、医療といった、大規模組織から中堅中小企業に至るまで、幅広い業種・規模にわたる世界1000以上の企業・組織に採用されているという。

　日本国内でも、すでに官公庁や大手製造業、エネルギーなどの企業と国内外組織でOPSWATのソリューションが利用されており、今回の日本法人設立により国内事業展開を本格化し、年内10社以上のパートナー企業の獲得を目指して事業を展開するとしている。