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イントラマートのシステム共通基盤、りそな銀行の「M&A業務プラットフォーム」に採用

 株式会社NTTデータ イントラマート(イントラマート)は12日、システム共通基盤「intra-mart」が、りそな銀行の展開する「M&A業務プラットフォーム」において、情報共有システムの構築基盤として採用されたと発表した。

 このプラットフォームは、複数の地域銀行が、双方向で取引先企業のM&A案件に取り組むことが可能なもの。これまで銀行が扱うM&A案件では、個別の銀行と情報提供をする相手方が1:1で情報交換を行って解決してきたというが、このプラットフォームの情報共有システムを利用すると、各参加銀行と営業エリアの異なる銀行がM&A情報の交換や業務ノウハウ(企業価値評価、契約書のひな形など)の共有を行えるため、効率的に案件に取り組めるとのこと。

 今回採用されたintra-martは、業務プロセスの改善に不可欠なビジネスプロセス管理(BPM)を中心に、情報共有基盤として5000社以上で導入された実績を持つ。りそな銀行では、豊富な部品群の組み合わせによる短期開発、カスタマイズしやすい柔軟性や拡張性、不正アクセスやなりすましに対応している点などを評価し、情報共有システムの構築基盤として採用した。