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デル、“ひとり情シス”の問題を抱える中堅企業向けのPC/サポートソリューション

 デル株式会社とEMCジャパン株式会社は9日、2017年3月に発表した「中堅企業にとっての4つのクイックウィン ソリューション」を強化し、「中堅企業 クイックウィン ソリューション 2018」として、年度末特別価格で提供を開始した。

 ソリューションは、「ひとり情シス」の問題を抱える中堅企業に向け、PCやワークステーション、サーバーの「中堅企業推奨モデル」と、障害対応や情シス業務の可視化・定額型サポートメニューなどの各種「サービス/サポート」を提供する。

「中堅企業 クイックウィン ソリューション 2018」の概要

 中堅企業推奨モデルでは、1)国内使用専用PC(デスクトップ・ノートブック)、2)グローバル対応PC(デスクトップ・ノートブック)、3)ワークステーション(タワー・モバイル)、4)サーバー(タワー・ラックマウント)――の4カテゴリ-・9種類の製品ラインナップを用意する。

 各モデルの参考価格(税別)は、国内使用専用PCの「Vostro 3267 SFF」が3万9980円、「Vostro 15 3568」が4万9980円。グローバル対応PCの「OptiPlex 3050 SFF」が5万7800円、「OptiPlex 5050 SFF」が7万9800円、「Latitude 3580」が6万9800円。ワークステーションの「Precision T3420」が16万5980円、「Precision 5520」が28万6980円。サーバーの「PowerEdge T330」が28万3800円、「PowerEdge R440」が49万1200円。

 サービス/サポートでは、24時間365日の監視、電話サポート、保守パーツの提供やオンサイト保守を実施する「海外サポート」を、国内使用専用PC以外のモデルに標準で設定。また、対象機器からのエラー・ワーニングの自動通知を受け、ハードドライブやバッテリーの障害発生原因を特定し、プロアクティブな予防保全をすることで障害の発生を抑える「サポートアシスト(プロサポート・プラス)」を、サーバーモデルに標準で設定する。

 グローバル対応PCとワークステーションモデルでは、デルの生産工場で顧客のイメージをプリインストールしてから出荷する「CFI:カスタムファクトリーインテグレーション(クローニング支援・資産管理サービス)」が利用できる。

 このほか、全モデルを対象として、「情シス業務の可視化・定額型サポートメニュー」「機器回収サービス(使用期間終了後の機器の買取・データ消去処理・廃棄証明書の発行)」が利用できる。