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NTTデータとPivotalがパートナー契約、「Altemista Cloud」の外販を強化

 株式会社NTTデータは16日、Pivotalジャパン株式会社とビジネスパートナー契約を締結したと発表した。新サービス開発・運用作業の課題を解決とともに、多分野の企業に対して、スタートアップのような速度での事業推進を支援することを目的としている。

 NTTデータではこれまでも、柔軟なサービス開発手法として、アジャイル開発のためのプロセスと、Pivotalのアプリケーションプラットフォーム「Pivotal Cloud Foundry」を活用したアジャイル開発基盤「Altemista Cloud」を構築、運用してきた。

 今回のパートナー契約では、Pivotalが、パートナー契約をした企業に開放する技術・ノウハウや、育成プログラム「Platform Acceleration Lab」などを用い、NTTデータグループにおいて、1000人規模のクラウドネイティブ技術者を育成する。これによりNTTデータグループでは、より高度なクラウドネイティブサービスの提供が可能になるという。

 またNTTデータでは、多分野の企業に対して、Pivotal Cloud Foundryを含めた「Altemista Cloud」の外販を強化する考え。

 両社では、NTTデータが培ってきた金融・公共・法人分野でのドメイン知識と開発ノウハウ、Pivotalが培ってきたPivotal Cloud Foundryの技術力を生かし、ユーザー企業の新サービス創出を支援するとしている。