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TOKAICOMとクラウドエース、Google Cloud Platform販売推進で提携

相互の得意領域を生かした共同提案、人材交流などを実施

 株式会社TOKAIコミュニケーションズ(以下、TOKAICOM)とクラウドエース株式会社は30日、Google Cloud Platform(GCP)の販売推進に関して、戦略的業務提携を行うと発表した。

 TOKAICOMは、GCPに関するテクノロジーパートナーの認定を受けており、2015年9月からはGCPとの接続サービスを提供してきた。一方のクラウドエースは、2014年7月から、前身の吉積情報株式会社において、GCPの販売・運用・支払代行といった導入支援・インテグレーション事業を手掛けており、現在は専業サービス会社としてGCP関連事業に注力している。

 今回は、GCPにおいてこうした実績を持つ両社が提携。TOKAICOMが持つネットワークやデータセンターなどのインフラ基盤、およびシステム系・基盤系を中心とする技術力・開発リソースと、クラウドエースが強みとしているGCPの導入支援、インテグレーション事業を組み合わせ、相互の得意領域を活用して事業領域の拡大・拡充を図るという。

 また、顧客への共同提案推進を通じた相互送客効果により、事業の成長と収益の拡大を目指すとした。TOKAICOMでは、共同提案によるGCP接続回線サービス案件の増加や、GCP構築の協力先確保による提供範囲の拡大、インフラのみ提供中の顧客の深耕などを期待。クラウドエースも、共同提案によるGCP構築案件の増加に加え、GCP接続回線の提供元確保による事業領域の拡大などを見込んでいる。

 さらには、両社とも人材交流による技術者育成を図る一方で、TOKAICOMからクラウドエースへの技術者派遣なども行う考えだ。