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サイボウズと松山市、「働き方改革先進都市まつやま」の実現に向け連携協定を締結

 サイボウズ株式会社と松山市は24日、「働き方改革先進都市まつやま」の実現に向け、連携協定を締結すると発表した。期間は、同日より2021年3月末までの3年6カ月間。

 この協定は、サービス業をはじめとした松山市内企業などにおいて、多様な働き方の促進、IT機器の導入などを通した業務効率化、働きたい・働き続けたい職場環境の整備といった、働き方改革を促進することが目的。また、活動成果を公開することにより、“働き方改革先進都市”の実現を目指すという。

 松山市の野志克仁市長は、「企業や社会の将来を考えたときワーク・ライフ・バランスが大切。長い間『働き方改革』に取り組まれているサイボウズ株式会社と連携し、地域全体でさらに『働き方改革』を進めることで、少子高齢化への対応、地域経済の発展に効果があると考えている」とコメント。

 一方、グループウェアの提供などで働き方改革を支援するとともに、自らも働き方改革に取り組んできたというサイボウズの青野慶久社長も、「多様な個性を認め合い、活き活きと楽しみながら働くことが出来る、そのような『働き方改革先進都市まつやま』実現に向け、これまで培ってきたノウハウを最大限に活かしていきたい」と話している。

 なおサイボウズは、1997年に松山で創業した後、東京へオフィスを移転しているが、2008年に、顧客サポート部門と開発部門を備えた松山オフィスを設立。2017年4月には、松山の中心に位置するQUALITA MATSUYAMA(愛媛県松山市二番町)へオフィスを移転しており、2021年に130名規模への拡大を目指しているとのことだ。