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ファーストサーバのレンタルサーバー「Zenlogic」、無料SSL証明書をワンタッチ設定可能に

 ファーストサーバ株式会社は20日、クラウド型レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」において、SSLサーバー証明書の申請から設定までを自動化できる機能を提供開始した。追加費用は特にかからないという。

 ファーストサーバでは、常時SSL対応へのニーズが高まっていることを受け、2016年2月から無料SSL証明書「Let's Encrypt」の取り扱いを開始しているほか、同年8月には、シマンテックが展開する常時SSL推進プログラム「Encryption Everywhere」に参加し、Zenlogicにおいて、シマンテックのSSLサーバー証明書を無料または特別価格で提供してきた。

 今回新たに提供されるSSLサーバー証明書のワンタッチ設定機能は、SSLサーバー証明書導入のハードルをさらに下げるため、簡単に設定できるように支援するもので、https:// にしたいドメイン名をホスティングに登録する際、 証明書利用のチェックボックスでチェックを外さなければ、証明書の申請からサーバーへの設定までを自動で行ってくれるという。

 これにより、証明書の申請にかかる手続きや、サーバーとのひも付け設定作業が不要になるため、証明書やサーバーを意識することなく、最短1分で常時SSLに対応したWebサイトのサーバー環境を構築可能とのこと。

 なお、ワンタッチ設定に対応する証明書として、シマンテックグループのドメイン認証型SSLサーバー証明書を利用。審査に不合格になった場合は、自動的にLet’s Encryptを取得申請する。また、証明書は自動更新されるため、失効の心配もないとのこと。