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ANAエアポートサービス、現場向けビジネスチャット「direct」で情報伝達を改善

 株式会社L is Bは26日、ANAグループのANAエアポートサービス株式会社(以下、ANAAS)が、ビジネスチャットサービス「direct」を採用したと発表した。

 「direct」は、LINEに似たインターフェイスを持つ、社内利用に特化したチャットツール。テキストメッセージのやりとりを行える「トーク」や「グループチャット」機能を中心に、スタンプ機能、複数の選択肢から回答を求めたり、Yes/Noの選択を求めたりできる「アクションスタンプ」など、さまざまな機能を搭載している。

 一方、今回directを採用したANAASは、羽田空港において空港旅客サービス業務、グランドハンドリング業務、運航支援業務などを担当しているANAグループの企業である。

 同社では、複数のトークルームを一画面で同時に運用できる「direct MultiView」機能を利用。ANAの航空機側で出発準備を行う搭載担当者と搭乗口担当者とのやりとりを、羽田空港の発着便情報を集約する管理部門が、一つの画面で同時に共有・見える化できるようにした。

 これにより、正確な情報をタイムリーに、かつ作業性を損ねず効率的に情報伝達できるようになったという。

 また今後は、ANAASがサービスを提供する羽田空港全体への展開を視野に入れているとのこと。

direct MultiViewのイメージ。監視キーワードが設定できるため、現場からの要請にもすぐに気付けるという