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ファーストサーバ、シマンテックのクラウド型メールセキュリティサービスを販売

 ファーストサーバ株式会社は28日、株式会社シマンテックが提供するクラウド型メールセキュリティサービス「Symantec Email Security.cloud」を、同日より販売開始すると発表した。従来も一部のユーザーに向けサービスを販売してきたが、ニーズが多いことから、すべてのユーザーに向けて販売を開始するという。

 Symantec Email Security.cloudは、メールセキュリティサービスをクラウドから提供するもの。自社構築するにはコスト高になりがちな多層防御システムをクラウド上に実装した上で、AIエンジンを用いて毎月70億通以上のメールを分析・自己学習しており、精度を高め堅牢なセキュリティを提供できるという。

 メールの送信/受信経路を変更するだけで運用を開始できる簡便さも備えているので、ファーストサーバのレンタルサーバー「Zenlogic」はもちろん、自社サーバーや他社サーバーと組み合わせた利用にも対応するとのこと。

 価格(税別)は、「Email Protect」が1ユーザーあたり年間1200~3420円、「Email Safe Guard」が1ユーザーあたり年間1500~4272円。なお、顧客企業の課題や運用方法をヒアリングし、初期設定などの作業をファーストサーバが代行するサービスも用意されている。