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トレンドマイクロのサーバー向けセキュリティ「Deep Security」がGoogle Cloud Platformに対応

 トレンドマイクロ株式会社は12日、総合サーバーセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」が、パブリッククラウドサービス「Google Cloud Platform」に対応すると発表した。

 Trend Micro Deep Securityは、ファイアウォール、ウェブレピュテーション、IPS/IDS(侵入防御)、ウイルス対策(不正プログラム対策)、セキュリティログ監視、ファイルやレジストリの変更監視など、クラウド環境の保護に必要な機能をオールインワンで提供する総合サーバーセキュリティ対策製品。

 クラウド環境で増減するインスタンスに柔軟に対応でき、増加したインスタンスに自動的にDeep Securityエージェントのインストールとセキュリティポリシーの適用が可能。クラウド上のインスタンスをDeep Securityエージェントで保護しながら、オンプレミス環境のサーバーを保護し、クラウドとオンプレミスにまたがるハイブリッドクラウド環境を1つの管理マネージャで統合管理できる。

 トレンドマイクロでは、Trend Micro Deep SecurityがGoogle Cloud Platformを保護することで、よりセキュアなクラウド環境の実現を目指すと説明。また、製品については、6月14日~15日に開催される「Google Cloud Next Tokyo 2017」のトレンドマイクロブースで展示する。

 製品の新規ライセンス価格(税別)は、全機能が利用できるエージェント「Deep Security Agent Enterprise」が1サーバーにつき21万3000円、仮想アプライアンス「Deep Security Virtual Appliance Enterprise」が1CPUにつき40万円など。このほか、個別のセキュリティ対策機能ごとのライセンスなども用意される。