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KDDIとローソン、KDDI多摩センタービルにユニット型コンビニ店舗を導入

新しい出店モデル「オフィスローソン」の2027年度内事業化に向けた実証を開始

 KDDI株式会社は、株式会社ローソンとともに、オフィス空間に合わせた新しい出店モデル「オフィスローソン」の事業化に向けた実証実験を、4月7日にオープンする「ローソンS KDDI多摩センタービル店」で開始すると発表した。営業時間は7時~22時で、土日や祝日は休業となる。

 「ローソンS KDDI多摩センタービル店」は、商品棚(ユニット)単位で店舗設置が可能なユニット型店舗。おにぎりや弁当を展開する「米飯ユニット」や、ソフトドリンクなどを展開する「要冷商品ユニット」など、複数種のユニットを組み合わせて、事業所のニーズや設置スペースに応じた柔軟な店舗構成を行えるという。

「ユニット型店舗」のイメージ

 またユニット型店舗は、専用の区画(四方が壁に囲まれている区画)や配管・給排水工事などが不要で、従来の店舗と比べて低コストかつ短期間で開店できる点がメリット。店舗運営(商品補充業務など)や在庫管理は近隣の別店舗が担当する仕組みだ。

 店舗内にはレジがなく、来店客は専用アプリ「オフィスローソンアプリ」で商品のバーコードをスキャンし、自身のスマートフォンから買い物を行うことになる。KDDIによれば、レジに並ぶ必要がないため、朝や昼の混雑する時間帯を含めた全時間帯で、店舗滞在時間の平均が2.5分と、短時間での買い物を実現するとのこと。

 加えて、オンラインでの買い物の利便性を取り入れ、商品をカートに追加すると関連商品がレコメンドされる機能や、商品のバーコードをスキャンせずに購入履歴などからワンタップでカートに追加できる機能も搭載した。なお、アプリのIDと社員IDを連携させることで、社員向けの食事やドリンクの補助クーポンを配布する機能も備えている。

 両社では、以前から実証を行ってきた「オフィスローソンアプリ」に加え、「ユニット型店舗」により、事業所内のスペースやニーズに合わせた選択肢を増やした上で、2027年度内に「オフィスローソン」を事業化し、他企業のオフィスなどへの設置も目指す計画だ。