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トッパン・フォームズ、企業のビッグデータ分析・活用を支援するデータ分析システム改善ソリューション

 トッパン・フォームズ株式会社は6日、企業のビッグデータ分析・活用業務を支援する「データ分析システム改善ソリューション」を提供すると発表した。

 このソリューションは、企業の既存システムに「データマート」を構築し、データ分析業務を効率化するとともに、レポート作成の自動化や可視化ツール導入などを行うもの。データ抽出から加工・集計、レポート作成にかかる工数を削減することにより、データ分析業務の効率化を支援するという。

 具体的には、ユーザー企業におけるデータ分析業務のフローやシステム環境を確認して、改善プランを検討・策定。改善プランにあわせ、企業のシステム環境においてデータマートの構築と自動化・可視化ツール導入を実施する。

 また運用開始時には、プログラムの稼動テストやレポートの整合性テストを実施し、スムーズに利用を始められるよう、支援するとした。なお、同社のデータサイエンティストによる保守・管理もオプションとして用意する。

 価格(税別)は、データマート構築が500万円から、レポートの自動化が200万円からで、構築日数は約3カ月からとなる。トッパンフォームズでは、データ分析システム改善ソリューションを、2018年度までに15社に提供したい考えだ。

 なお同社は、マーケティング支援ソリューション「LABOLIS(ラボリス)」で、企業が実施するマーケティング施策の課題抽出から、施策の立案・実施、クリエイティブの開発・提供までを支援しており、企業におけるデータドリブンなマーケティング施策の実行をサポートするとのこと。

 また、データ分析業務全体を受託するデータ分析BPOサービスも提供することで、社内にデータ分析部門を持たない企業や選任担当者がいない企業でも、同社のノウハウを活用してビッグデータ分析に取り組めるとしている。