デルとEMCジャパン、企業のPC導入にかかる時間と労力を削減する「ProDeploy Client Suite」

　デル株式会社とEMCジャパン株式会社は23日、企業や組織のPC導入にかかる時間や労力の削減と管理性の向上を実現する「ProDeploy Client Suite」の販売を開始した。

　ProDeploy Client Suiteでは、一般的なPC導入シナリオに応じて、3段階のサービスレベル、トレーニング、認定の仕組みを用意。顧客はニーズに合わせた最適なサービスを選択できる。

　「基本導入（Basic Deployment）」では、導入準備が整い、イメージがロードされ、BIOS設定済みで資産ラベルが適用された状態でシステムを提供する。

　「ProDeploy」では、基本導入のサービス内容に加え、導入エンジニアがハードウェアとシステムソフトウェアのインストールと構成、24/7のオンサイト設置作業、導入後の情報の引継ぎを網羅した導入プランを作成する。顧客は、ImageAssistツールを用いて、単一のクロスプラットフォームの動的イメージを短時間で作成、導入、および保守が可能。ImageAssistを用いた場合、管理にかかる時間が手作業によるイメージ生成と比較して、88％短縮できるとしている。

　「ProDeploy Plus」では、ProDeployのサービス内容に加え、Dell Connected Configurationを使用して、Microsoft System Center Configuration Managerのディストリビューションポイントを設定。オンサイトでの作業を軽減。さらに、レガシーシステムの安全なデータ消去を含むデータ移行や、トレーニングクレジット、導入後30日間のサポート、専任のProSupportテクニカルアカウントマネージャーによるサービスを提供する。ProDeploy Plusにより、PCの導入に要する時間を35％、導入PC 1台あたり最大620ドルの経費を削減できるとしている。