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日立ソリューションズ、メール利活用基盤「活文 Enterprise Mail Platform」のメール無害化オプション

 株式会社日立ソリューションズは、メール利活用基盤「活文 Enterprise Mail Platform」において、企業の情報システムや自治体の総合行政ネットワーク(LGWAN)へのマルウェア侵入を防ぐ「メール無害化オプション」を、11月1日から提供開始する。

 活文 Enterprise Mail Platformは、企業の業務における、メールシステムの安全な利活用を支援する製品。宛先や添付ファイル間違いなどによる誤送信防止対策として、送信メールをサーバー内に一時保留する機能や、添付ファイルの自動暗号化やWebアップロード、メール送信前の上長承認といった機能を備えている。

 今回はこの製品において、メールの無害化機能をオプションとして提供する。具体的には、受信したメールから添付ファイルを削除して企業内のメールサーバーに転送する機能や、添付ファイルを画像形式へ変換して受信し、内容を安全に確認できる機能を提供する。また、HTML形式の受信メールをテキスト形式に強制的に変換することで、悪意のあるコードを無効化し、マルウェアの侵入を防げるとした。

 さらに、どうしても画像変換前のオリジナルの添付ファイルが必要な場合は、オリジナルの受信メールや添付ファイルを別途サーバーに保管し、特定の利用環境下で、上長の承認の上で無害化前のメールを閲覧することもできる。

 1000ユーザー時の参考価格(税別)は、活文 Enterprise Mail Platform本体が155万2000円、メール無害化オプションが124万3000円で、年間保守費用は価格の20%、また別途、初期導入費用が必要となる。