日立ソリューションズ、セキュアなメール環境を実現する「活文」のクラウドサービスを提供開始

　株式会社日立ソリューションズは16日、企業のセキュアなメール環境をオールインワンで提供する「活文 Enterprise Mail Platform クラウドサービス」の提供を開始した。

　オンプレミスで提供している「活文 Enterprise Mail Platform（以下、活文EMP）」を、クラウドサービスとして提供。活文EMPの誤送信防止対策に加え、情報漏洩対策やメールボックス、ウェブメールへの対応など、企業で必要となるメール機能をオールインワンで提供する。

　誤送信防止対策としては、企業や組織のセキュリティポリシーに応じて、キーワードや宛先など、事前設定した条件で送信メールを監視し、送信を一時保留するなどの対策を行う。添付ファイルについては、自動暗号化や特定のサーバーからのダウンロードによる閲覧などにより、情報漏洩対策を実現する。

　企業がメールシステムを運用する上で必要となるメールボックスなどのメール基盤機能や、高品質のスキャンエンジンにより、外部からのメールに潜むウイルスの脅威を低減するメールセキュリティ機能をオールインワンで提供。メールボックスについては、「Office 365」「G Suite」など他社のメールサービスの利用も可能で、よりセキュアなメール環境を実現する。

　サービスの参考価格（税別）は、初期費用が10万円から、メールボックスなしのアカウントは月額200円、容量25GBのメールボックスアカウントは月額600円。