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高知銀行、AI技術を用いた音声対話サービスの実証実験を実施

NextremerのAI技術とブイキューブの映像・音声技術を活用

 株式会社ブイキューブは28日、株式会社高知銀行、株式会社Nextremerの2社と、銀行での対話システム導入実証実験に関する共同研究契約を締結したと発表した。同日より2カ月間、高知市の高知銀行本店1階で実証実験を行い、銀行窓口における対話システムの実用化を目指すという。

 今回の実験では、自然言語処理を用いたNextremerの対話システム「MINARAI」を利用し、高知銀行の森下頭取をモデルにしたAIボット(人間に代わって自動的に実行するプログラム)が、音声対話サービス「頭取君と秘書子ちゃん」として、来店する顧客に対し銀行サービスや周辺観光の案内を行う。

 このサービスではボットのコミュニケーション力の強化にも注力しており、独自性のあるユーザー体験を提供し、継続して利用してもらうために、「頭取くん」と「秘書子ちゃん」のボット同士による掛け合いや、ユーモアのある返答など、従来のボットサービスとは一線を画した対話体験の提供を目指すという。

 なお、対話システムの「MINARAI」は、「AIと人との協業」をサポートしており、AIと来店客との会話が破たんした際には、人間のオペレータに切り替わりその後の対応を引き継ぐだけでなく、その会話パターンをAIが学習することで、より高度な対話を実現できるようになるとのこと。

 今回の実験では、手動応答時にオペレータが来店客の様子を見られるようにするため、遠隔Web会議サービスを提供するブイキューブの、映像/音声配信インフラを利用している。