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クラウド・スコープ、クラウド環境に対応した次世代監視システム「Monarch」

Monarch

 株式会社クラウド・スコープ・テクノロジーズ(クラウド・スコープ)は11日、クラウド環境に対応した次世代監視システム「Monarch」をリリースした。

 クラウド・スコープ・テクノロジーズでは、仮想化環境やネットワークを監視するシステム「MoonWalker」を販売してきたが、これまでの実績と経験を活かし、クラウド環境にも柔軟に対応し、処理能力を大幅に向上させた次世代システムとしてMonarchをリリースした。

 Monarchはクラウド環境で機能し、ユーザーはどこからでもシステムを操作でき、ダッシュボード画面ではユーザーが特に確認したいデータを編集できる。eコマースビジネスを運用する顧客の要望に応え、ウェブシステムの応答時間やサーバーの状況などを要望に合った基準で監視できる機能を追加しており、それぞれの顧客の事情に即したウェブ監視を可能とした。

 Monarchは、単一システムで導入された場合でも、ソフトウェア更改などの際にシステム中断時間を数分以内にするような構成となっており、データセンター事業者のように安全性を求められる顧客の場合は、Monarchを冗長構成で利用することで、監視運用の中断時間をなくすような対応も可能となっている。

 また、従来製品に比べて処理性能を大幅に向上させ、2倍以上の監視対象を処理することが可能となり、大手企業やデータセンター事業者など、大規模なサービスプラットフォームも1つのシステムで監視可能としている。