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東芝、最新Xeonを採用した産業用サーバー「FS20000Sシリーズ」
2016年7月1日 06:00
東芝は6月30日、産業用サーバーシリーズの新製品「FS20000Sシリーズ」2モデルを同日より販売開始したと発表した。
FS20000Sシリーズは、24時間連続稼働を前提とした設計、および製品の長期供給と長期保守といった産業用コンピュータの特長を保ちながら、最新のサーバー向けプロセッサを搭載するなど、性能を強化した産業用サーバー製品。Xeon E5-2658 v4(2.3GHz/14コア)またはE5-2609 v4(1.7GHz/8コア)をを最大2基搭載でき、従来機種に比べて処理性能を上位CPUモデル(model 200)で約15倍、下位CPUモデル(model 100)で約6倍に向上したという。
さらに、2Uラック型でありながら、最大900GBのHDD、あるいは最大400GBのSSDを最大で8台まで搭載でき、大容量のデータ保存に対応。メモリも高速なDDR4を採用するとともに、ECC機能により信頼性を確保した。容量も最大512GB(9月リリース予定)まで搭載可能で、大規模アプリケーションにも対応できる。
【お詫びと訂正】
初出時、ディスクの搭載台数を誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。
OSは、Windows Server 2008 R2 Standard SP1/2012 R2 Standard Update、あるいはRed Hat Enterprise Linux 6.7 Server準拠のものをサポートする。
なお製品は、販売開始後5年間、同一機種の製品供給を行うほか、販売終了後さらに継続して7年間(有償オプションにより最大10年間)の保守サービスを実施するとのこと。こうした長期安定供給により、システムや装置への継続的な組み込みや、段階的なシステム増設にも安心して利用できるとしている。