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アクセンチュア、「LINE ビジネスコネクト」の企業向け導入支援サービスを開始

 コンサルティング業大手のアクセンチュア株式会社は24日、「LINE ビジネスコネクト」の導入支援サービスを開始すると発表した。消費者個人の興味や関心に合わせたコミュニケーションを行いたい企業に対し、システムの実装・運用などをアクセンチュアが支援する。

 企業がLINEを使って一般ユーザーにリーチする方法としては「公式アカウント」があるが、同一のメッセージを全ユーザーへ一斉配信できる程度の機能に留まっていた。対するLINE ビジネスコネクトはAPIを活用。ユーザーの事情に合わせた個別メッセージの配信などが可能になる。

 アクセンチュアの導入支援サービスでは、業務システムやデータベースなどとの接続により、チャットオペレーターや人工知能によるLINE自動返信機能などが実現するとしている。例えば旅行業者の場合、客の渡航のタイミングに合わせて空港案内を送信するなどの用途が考えられるという。

 将来的には、アクセス解析サービス「Accenture Insights Platform」との連携も視野に入っており、科学的根拠に基づいた顧客分析なども可能となる見込み。