「情報分析」と「行動」を直結させるBI

Part 6:BI製品~直感的な操作性に磨きをかける


 システム創造人のための情報源、「IT Leaders Web」より最新コンテンツをお届けします。同サイトでは、企業情報システムの企画・構築・運用に欠かせないトレンド情報や、最新製品/サービスの詳細を解説しています。ぜひ、「IT Leaders Web( http://it.impressbm.co.jp/ )」もご参照ください。

現場の情報活用に照準 個々の視点に合わせた画面表示を工夫

 統計解析手法を駆使した専門家向けのものから、一般社員が日々の業務で使うものまで、BIツールの幅は広い。 本パートでは、その中でも「オペレーショナルBI」、つまりは現業部門の担当者が使うことを 意識した製品を中心に、最近のトレンドを紹介する。

 BI ツールは利用法や想定するユーザー層の違いから、備える機能が異なる。定型的な報告内容を表示するレポーティングや、売り上げなどの業績をモニタリングするダッシュボードは、ユーザー部門や経営層が簡単にデータをチェックできることを想定した機能だ。これに対し、データをさまざまな視点で分析処理する OLAPや、データの中から一定の傾向を抽出し、新たな気づきを与えるマイニングなどは、一般的に分析専任者が扱う高度な機能に位置づけられる。BIツールを導入する際は自社の使い方に照らし、それに見合う機能を備えた製品を選択することが必要だ。

 複数の製品/機能で構成する主要BIスイート製品を以下にまとめた。

【表6-1】複数の製品/機能で構成する主要BIスイート製品

 

 このほか、現場の利用を想定した機能を主とする主要BI製品、データマイニング機能を主とする主要BI製品の主な特徴やトレンドを表にまとめた。

<<→この続きはIT Leadersでお読みください>>

関連情報
(記事提供: IT Leaders)
2011/5/24 06:00